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2012年01月15日

東京国立博物館「博物館に初もうで」

2012年が開けて、早や半月が経ちました。遅ればせながら、本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、私
昨年同様素敵な物を見て目の保養をし、暫し実生活とかけ離れた世界に浸ろうと、もう美術館廻りを始めております。

今年は辰年!
東京国立博物館で開催中の「博物館に初もうで」では干支にちなみ、辰=龍をモチーフにした作品が各展示場毎に何点ずつか展示されております。
(昨年よりこの干支にちなんだ展覧会を見始めたので、あと10年はこの企画も楽しめそうです…足腰丈夫にしておかなくちゃ!!)

私は、龍・鳳凰・獅子のモチーフが大好き!
龍は眼光鋭いものから、タツノオトシゴ風のものまで、鳳凰も架空の生き物ゆえ千差万別ですが、どれを見ても思いの外目が怖いんですよね。
獅子は狛犬からライオン風まで描き手により、これも色々…
教会の雨樋の四隅にある得体の知れない生き物も好きです。見たら絶対写真に収めます。特に好きなのが、パリのノートルダム寺院の霊獣?風雨に晒されても堂々と異彩を放っています。3回ほど見ましたが、色々な角度からシャッターを切ってしまいました。

龍のルーツは紀元前13世紀頃の古代中国の器に表された姿から始まったようです。
・仏教を守る龍 〜大雨の中、池のほとりで瞑想していた釈迦を自分の体で覆い守ったのがナーガ(龍王)。仏画にも龍や龍王がしばしば描かれる

・建物を守る龍(瓦~皇帝のみ使える5本指) 〜天井画や瓦の文様

・海に棲む龍〜龍は海・湖・池・沼・川などに棲むと考えられていた。河川の氾濫は龍の仕業といわれる一方、龍は荒れ狂う海をしずめるとも
・翼のある龍=応龍は龍の王様で天を舞い雨を降らせる力を持っている

・雲をおこす龍=雲竜
雨を降らせる力をもつという
・登龍門〜大河の流れに逆らって上流を目指す鯉で、最も優秀な鯉だけが龍となり、滝を登る。これが登龍門の伝説

展覧会では、もっと沢山の分類のもと、細かい解説とともに作品が展示されています。
龍は鳳凰とともに図柄に使われることが多いようです。
どちらも架空で、かつ縁起が良いからでしょう。

東博の所蔵品の展示は基本的にフラッシュをたかなければ、写真を撮るのが許可されています。作品保護のため、照明が暗いのですが…いくつか載せたいと思います。

仏教を守る龍(龍頭):室町時代(1443年) )

建物を守る龍(瓦〜中国皇帝のみ使える5本指):中国 明時代(15世紀)

翼のある龍(皿):江戸時代(17世紀)伊万里・柿右衛門洋式

だんご鼻の龍(こんなおどけた龍も〜皿)


とぐろを巻く龍(壺:)中国 南宋~元時代(13世紀)龍泉窯


k.k.


投稿者 Granma : 2012年01月15日 14:47

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