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2011年04月01日

BOSTON 美術館〜錦絵の黄金時代

東日本大震災で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

どこの美術館も震災後休館していましたが、現在は照明を落としたり、開館時間を短縮したりして再開されています。


山種美術館で2月26日より開催されている「ボストン美術館・浮世絵名品展」は鳥居清長・喜多川歌麿・東洲斎写楽の浮世絵版画がメインで、又その三大絵師をとりまく大家たちの作品という構成です。

〜ボストン美術館は約5万点の浮世絵版画、約700点の肉筆浮世絵を所蔵。膨大な量と作品保存の理由から、ボストン美術館内でさえ殆ど公開されることなく、一般公開が待たれていたとか。保存状態が極めて良く摺られた当時の鮮やかな色彩がそのまま現代に伝わる稀有な例です。今回の展覧会は錦絵の黄金時代と言われる天明・寛政(1781〜1801)に焦点をあて、清長・歌麿・写楽の3人の絵師を中心とした選りすぐりの作品の紹介です〜解説より抜粋

清長から始まり、歌麿、写楽そして鳥文斎栄之・北尾重政・歌川豊国等の浮世絵が美術館中を席巻して、浮世絵好きには堪らない展覧会でした。
びっくりするのは色彩の鮮やかさ!
解説通り、本当に綺麗で、今まで見た浮世絵版画の中でも際立っていました。和紙の色合い、輪郭線・劣化しやすい黄・紫・赤…これが約230年に摺られた物か?と思うほどの鮮やかさでした。
又、清長・歌麿・写楽の数の多さ、見事でした。

私は特に写楽が好きです。あの役者絵の顔の凄み!描かれている本人も苦笑するしかないほど特徴を捉えて(勿論、私は本人を知りませんが!!)いるのでしょう…輪郭・眉毛・目、どこを見ても一筋縄ではいかない感じで…女形なんか、つい笑ってしまいます。

又、歌麿の美人画はやはり華やかで、輝いていました。
昨年、サントリー美術館で開催された「その名は蔦屋重三郎」(版元)の展覧会でも、かなりの数の歌麿版画を見ました。生涯どれほどの枚数を描いたのでしょう?
髪の鋤き方、目鼻口の上品さ、しぐさの色っぽさ、そして着物の柄の美しさ。
これぞ、浮世絵(大首絵)!!と誰しも思うでしょう。

各々の特徴がとても解る展覧会です。
浮世絵ファンの皆様、ぜひ足を運んでください。
k.k.


投稿者 Granma : 2011年04月01日 11:49

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