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2011年03月06日

鹿島茂コレクション1グランヴィル〜 19 世紀フランス幻想版画展

今、練馬区立美術館で J.J.Grandville というフランス人版画家の展覧会が開催(2/23〜4/3の期間)されています。 朝日新聞夕刊の展覧会案内(3/2)に掲載され、興味大の挿絵が載っており、私の好きな人獣戯画・風刺画という言葉に惹かれ、早速見に行きました。
〜当初、舞台衣裳を手掛けるも、次第に版画に情熱を傾け1929年に「動物たちの私生活・公生活情景」を創作。1830年代に新聞に政治風刺画を寄稿、その後本格的に挿絵の世界へと移ります〜
と、画家紹介には書いてありました。

コレクション主の鹿島茂氏は、フランス文学者で古書愛好家。自身[グランヴィル狂]を自認されるほどに傾倒されているとか。
本邦初の公開で、何回かに分けて展覧会が開催されるようです。
それゆえ、今回のは[鹿島コレクション1]ということです。
一部とはいえ、見るのに軽く1時間半は掛かりました。
挿絵なので絵が小さい上、物凄く緻密なので入口に拡大鏡が置いてあり、借りることが出来ます。
勿論! 私も借りました〜
親切な美術館ですね☆

「動物たちの私生活・公生活情景」
例える動物・虫等が的確で、性格も解るのかしらと思えるほど。何を見てもさらっと視る人、観察しながら視る人と分かれるとしたら、勿論後者で…それもとてつもない鋭い観察眼をお持ちだったと思えます。
頭の天辺から手足の先まで納得の描写です。笑ってしまうほど面白いですよ。
版画を後で手付け彩色しているそうで、綺麗な穏やかな色(和服の色合いみたい!?)で、配色を変えたものと2枚展示という作品も数枚ありました。2枚を比べて、どちらが好みか見比べながら見ました。

「生命を与えられた花々」は花の特徴を良く捉え、強調するところが巧みで、これも色が綺麗(全体的には淡いのですが)…華やかな中に、優しさが込められていました。花の精が女性美を醸し出していて、いいですよ!

その後の時代に活躍する挿絵画家に影響を与えた方だとか。
一見の価値大です!
割りと軽く見られるものかと思いきや、動植物の描き方の面白さ、パンチの効きかたが半端でない風刺…何回も見たくて図録も買ってしまいました(^o^;)

k.k.

投稿者 Granma : 2011年03月06日 11:59

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