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2008年08月22日
’08サンズサンズNEWS&LETTER~「DEODATO」ライブ公演!
「CottonClub」で味わったEUMIR DEODATO TRIOの貴重なクラブ公演
DEODATOは70年代の前半最もインパクトを受けたミュージシャンの一人です。なにしろあの難しいけどかっこよくて心地よい、リヒャルト・ゲオルク・シュトラウスのクラシック曲をフュージョンという当時はまだ新しい領域でアレンジし大ヒットを飛ばした人物なのです。そのレコードアルバムは「ツァラトゥストラはかく語りき」(キングレコード)。「2001年宇宙の旅」の映画でもこのクラシック曲は使われていますが、当時はアイアートと並んで、ある程度知る人ぞ知る音楽家ではありました。ところが、この大ヒットでブラジルの天才ミュージシャンの名前は大ブレイク。JazzファンだけでなくPOPSファンにも日本の中に幅広いファン層を形成し、1970年代を代表するフユージョンヒットメーカーの一人となりました。
※CottonClubライブの告知用パンフより→ ![]()
その後「ラプソディ・イン・ブルー」(キングレコード)のヒットでさらに人気は上昇。でも当時は日本でのライブなど考えも及びませんでした。レコードを買い、グリーンを基調とするレンガ塀に淡い光の中に浮かぶ木陰のジャケットを部屋に飾った記憶があります。「ツアラトゥストラはかく語りき」のアルバムはその豪華ミュージシャンに驚いたものです。一枚のレコードがまるでクラシックレコードのアルバムを聞くようにターンテーブルからA面をB面に裏返す瞬間も忘れてしまうような至福のひと時をすごしたものです。
興味ある方はCDも出ておりますので探してみて下さい。ミュージシャンの名前も見ていただくほうが楽しいと思います。続くラプソディ・イン・ブルーをアレンジした「DEODATO 2」のレコードジャケットもかっこよかった!レコードジャケットの良さも当時は購入のきっかけでしたね。
今回は8月の13日から16日という公演でした。
Trioということでギターとか、フルートとかの無いことから、最初は、「どうかな?」と気になっていたのも、演奏が始まってからは、眼前でのこの天才は、その指の動きは喩えると「目にしみるような鮮やかな旋律をこともなげに弾く」そんな印象をいきなり与えてくれました。
とにかく初日、目の前で演奏をはじめたDEODATOのキーボード演奏はベースのPierluigi Mingottiのベースと言うよりもベース音を使ったギター演奏ともいえるメロディラインがキーボードと絡み、ソロでも楽しませてくれました。そして(私の見識レベルですいませんが)おそらく正確無比さとその迫力、そして第三の楽器としてのメロディを司る(コントロールして)しっかりとデオダートワールドを構築したドラムスのStefanoPaolini。この3人が創りあげる世界に浸ることとなりました。
とにかく2008年8月13日は、まるで1972年にタイムスリップした気分でした。
若き日のDODATOの世界を残し、成熟させ、優雅に軽妙に演出。
ベンチャーズも楽しいクラシック、Jazzなどのアレンジを沢山残していますが、フユージョンの世界のこのブラジルの天才は、その鮮やかな演奏と、ほんの少しの楽しいおしゃべり(彼は公演でほんとに少ししか話しませんでしたが、その分沢山の曲を聞くことができました)で充実した2008年の印象深い夏の一夜となりました。
充電のひと時をまたまた報告させて頂きました。
H・YAMADA(サンズサンズ)
投稿者 Sunssons : 2008年08月22日 20:47