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2008年03月20日
☆音楽と舞踊☆
今、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで《シャングリラ》という公演名で中国・雲南省の民族舞踊のエンターテイメントをやっています。
昨年秋にチケットの予約を取り、やっと昨日観る事が出来ました。勿論、満席でした。
民族舞踊の公演は度々見ていますが、この様な繊細で それでいて壮大な歌舞は久々な気がします。
芸術監督・構成・主演のヤン・リーピン(ご本人もペー族出身)という中国屈指の舞踏家が自ら雲南省の少数民族(25民族もあるそうです)の文化を15ヶ月にわたり、取材、探求 それらを自身の創造力を駆使し融合させて生み出した新しい芸術表現だそうです。
太陽・大地・故郷・聖地巡礼・エピローグ〜孔雀の精霊 と題された各民族の舞踊&歌は人為的な加工を加えず、衣装・楽器・小道具全て現地で昔から使っている本物を使用。
今まで 目にした事のない大太鼓・耳にした事のない抑揚の歌(謡みたい)とオープニングから圧倒されました。
太陽〜ホディペインティングした青年達が走り、跳び、鼓を叩く〜壮観です。
大地〜母系型の集団の群舞。花腰歌舞 可愛らしく愛らしい女性の群舞。思わず顔が綻び癒されます。
故郷〜タバコ入れの舞
きざみタバコを入れる箱を両手に持ち、カスタネットのように音を出し、そのリズムで男女一対になり、愛を語る踊り。動物や昆虫の生態になぞられて踊る様は何とも形容し難い、摩可不思議な世界に誘われます。二人舞、三人舞から群舞へ展開する様子は圧巻。
聖地巡礼〜聖地を目指す人々の何事にも負けない力強く無心で踊る様にこれまた圧倒される。
そして エピローグ〜孔雀の精霊。 孔雀は[太陽鳥]と呼び、愛の象徴として親しまれて来たとか。ヤン・リーピンが指先から、又自身の筋肉の動きを使い体全体で表現する様は孔雀そのものの気高さが伝わり、見とれてしまう程。本当に綺麗でした!!
シャングリラ〜『桃源郷』土臭い色使い・原色の鮮やかな衣装、優しさ、激しさ色々な物が心の中を駆け巡り、目に焼き付き暫し時間の経つのを忘れました。
ヤン・リーピンはこれが舞踏家として自身が踊る最後の舞台になるそうで、今後は演出家に専念する予定とか。
お時間がありましたら、是非見て下さい。お勧めです。
K.Kaneko
-〓 金子 〓-
投稿者 Granma : 2008年03月20日 04:08