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2007年06月15日

ポップスの歴史を創った輝かしいギター達 【Ⅰ】

POPS History & Brilliant Gutars
                         
                      共著 ナカオ・アツシ&ヤマダ・ヒロミチ


★テリー(寺内タケシ)の歴史はエレキの歴史
天才ギタリスト、寺内タケシさんが、日本初のエレキギター発明者であることは意外と知られておりません。

写真:寺内さん自身が発明したエレキギターの復刻版(ヤマハが復元に携わったとの事です)
2004年10月10日"大楽器祭”公開ライブにて(引用~株式会社エス・アンド・エイチ発行 シンコーミュージック・エンタテイメント発売 シンコーミュージック・ムック エレキ・ギターブック17 2004年12月15日発行より)

実はなんとビートルズの伝記にも“エレキギターの発明者は、日本のテリー寺内”と書かれているらしいんですよ!
(注)「エレキギター」本体としては「ジョージ・ビーチャムのエレキギター特許出願」の方が世界的にはもっと前のようですが。


何でも寺内さんが、何ゆえエレキギターの発想に至ったかというと、それはもう“母親の三味線の音よりデカイ音を出したかったから”という一心。当時の電話機をバラして作ったその音は一体どんなだったんでしょうか?
このエピソードからして、寺内式エレキギターは、マイクで音を拾ってスピーカーで拡張するという工程を経ていること想像できます。
現行一般化されているエレキギターは、ピックアップ式ですから、今のような市販の元祖となるとギブソンのES-150ということになりますね。

★ソリッドギターの歴史にも・・・。われらのテリーが世界初!

その後、エレキギターにはサウンドホールが必要ないことに気付き、いまのソリッドボディのギターの着想にまでたどり着いちゃう。引用すると「"便所の蓋”みたいなボディにネックやパーツを移して、ソリッド・ボディのエレキ・ギターを作り上げたのである。もちろん、5~6歳の子供にそれができるわけはなく、周りの大人が代わりに作り上げたわけだが、これが1944~6年のことであれば世界初のソリッド・エレキ・ギターが発明されたのは間違いなく日本ということになり、発明したのは寺内氏に他ならないのである。」(引用~株式会社エス・アンド・エイチ発行 シンコーミュージック・エンタテイメント発売 シンコーミュージック・ムック エレキ・ギターブック17 2004年12月15日発行より)

演奏者としての寺内さんはご存知加瀬邦彦さんのいたブルージーンズで数多くのヒット曲を生み、このブログでも色々なアーティストの演奏会を紹介していますが、いまや若い人たちにもブームとなっている三味線の音色に惹かれ、津軽三味線の名曲「津軽じょんがら節」やベートーベンの「運命」をポピュラー界でヒットさせた文化的功労者でもあります。
さて、その寺内さんをしても“母(の三味線)を越えたとは到底言えない”と言わしめているほどに、この選曲へは、単なる変化球ではなくて親子の並々ならぬつながりを感じさせます。                
写真:エレキを弾く寺内タケシ氏と寺内さんの発明したエレキギターの復刻版(右下)
2004年10月10日"大楽器祭”公開ライブにて 引用~株式会社エス・アンド・エイチ発行 シンコーミュージック・エンタテイメント発売  シンコーミュージック・ムック エレキ・ギターブック172004年12月15日発行~より

ベンチャーズの曲が日本人の心に根付いている要因の一つに、この三味線の音色や琴の音をあのベンチャーズが取り入れていることからも伺えます。そういえば雨の御堂筋、京都慕情などの日本をテーマにした名曲や、ファンには異論がある方もいるかもしれませんが、そういえばブルドッグやイエロージャケットのリズムセクションは三味線の弾き方に通ずる所も感じます。

寺内タケシといえば、ギター好きには、今や伝説の名機となっているギターヤマハSG7(写真右上:寺内タケシバージョン)を弾いているすごいテクニシャンとか、慰問活動で世界中を飛び回っているボランティアでも有名な人だとか、われわれにはあの加山雄三の若大将シリーズでひょうきんな演技をしている人だとか、もう色々な話題には事欠かない素敵なギタリストです。もちろんノーキーエドワーズとかとの親交も深く、ベンチャーズとの共演も数多く行っております。

★世界三大ギタリストは「チェット・アトキンス」「レス・ポール」そして「テリー」!!
どれだけすごい世界のテリーかということは、1965年には、なんとあの「エド・サリバン・ショー」の出演依頼が舞い込み、さらにアメリカの音楽雑誌「ミュージック・ブレーカー」にチェット・アトキンス、レス・ポールと並んで「世界三大ギタリスト」に選ばれたんです。
結局「エド・サリバン・ショー」への出演は、同じ年に就任した日劇ウエスタンカーニバルの音響監督の仕事などの多忙につき実現しなかったんですけど、すごいでしょ。
今、おいくつかと思います?今年で68才なんですよ!
それに比べるとわれわれはまだまだひよっこみたいなものですね。            

つづく

投稿者 Sunssons : 2007年06月15日 00:54

コメント

ご無沙汰しております。
日本人が世界で認められるのは音楽に限らず、嬉しくなります。
生涯現役!
見習いたいです。

投稿者 akitak : 2007年06月15日 12:51

早速のコメントありがとうございます。
ナカオ&ヤマダの「共著」という形で、楽しいエレキギターの話をスタートしました。これからも紹介したいのはPOPSの時代を築いた素晴らしいギター達です。そして、当然それを弾くミュージシャン周辺のエピソードの数々。有名ギタリストすべてを紹介するのは無理ですが、ベンチャーズファンそしてビートルズファン(ナカオ&ヤマダのことなので)も興味を持ちそうな内容にしたいと思います。
お楽しみに!

投稿者 yamada : 2007年06月15日 23:45

寺内タケシは1939年生
ジョージ・ビーチャムのエレキギター特許出願は1934年
意味わかる?

投稿者 彼の素晴らしい音楽はともかく : 2007年06月25日 21:25

読者の方からのご指摘を受け、エレキの発明世界初については表現の一部を訂正させて頂きました。
ご指摘感謝いたします。
ありがとうございました。

投稿者 Nakao&Yamada : 2007年06月27日 22:35

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