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2007年01月20日

ビートルズ世代は冗舌? ~60’sタイムトラベル 続き

●ビートルズ世代は冗舌?
同様な調査の結果で面白いのは、この世代は「冗舌」つまりおしゃべり?くどい?とか思われているらしい。(日本経済新聞12/27朝刊より)でも、筆者自身、思い当たる節は確かにありますね。(この文章もそうかなぁ?)
いろいろなことが体験の中に多い、ちょっと目立ちたがり屋なのは圧倒的に競争相手が多く、自分をアピールして存在感を示したいと言う気持ちが強かったのではとか言われています。特に「ビートルズ世代」の読者はここで納得してうなずいていませんか?
では、そんな世代の「青春時代(この言い方も60年代の特徴です)」どんな音楽や、黄金時代といわれているテレビ番組などを見ていたのかをちょっと眺めてみましょう。
60年代も世の中では大変な事件、不幸な出来事もたくさんありました。
でも、どんなにたくさん暗い、つらい出来事があっても、このときの若い世代は、60年初期のNHKドラマのタイトルのように「若い季節」を楽しく、輝き、青春を謳歌していました。特に音楽では国内でも洋楽でもほんとに百花繚乱といってもいい時代でした。

●ヤァヤァヤァ!ビートルズがやってきたのはどんな年?
ビートルズが日本武道館で公演を行った1966年を見てみましょう。
この年はひのえうまの年で出生数は前年に比べ25%も減でした。世の中を見るとミニスカートも普及していました。
それでは、友人のNAKAO氏が調べてくれたデータを元にチャンネルを回してみましょう。まずNHKテレビでは「おはなはん」が大人気です。
ヒット曲を見るとその時代がわかりやすいので、まずこの年の日本の「ポップス」でヒットした曲は●君といつまでも(加山雄三) ●お嫁においで(加山雄三) ●想い出の渚(ザ・ワイルドワンズ) ●星のフラメンコ(西郷輝彦) ●恋のフーガ(ザ・ピーナッツ)
●逢いたくて逢いたくて(園まり) ●霧の摩周湖(布施明) ●雨の中の二人(橋幸夫)
●こまっちゃうナ(山本リンダ) ●二人の銀座(山内賢,和泉雅子) ●バラが咲いた(マイク真木) ●いつまでもいつまでも(ザ・サベージ) ●夕陽が泣いている (ザ・スパイダーズ)
●空に星があるように(荒木一郎) ●若者たち(ザ・ブロード・サイド・フォー)
グループサウンド、フォークグループ、ポップ歌謡とかいろいろと音楽のジャンルが増えた頃です。
そしてテレビドラマではNHKの大河ドラマが「源義経」、変化するQの字が妙に新鮮だった「ウルトラQ (TBS)」 、西部劇の早撃ちを子供同士で真似ましたね→「ハニーにおまかせ Honey West (テレビ朝日)」、「それゆけスマート Get Smart (テレビ朝日)」、「捕虜収容所 Hogan's Heros (テレビ東京)」、「氷点 (テレビ朝日)」、「アンディー・ウイリアムズ・ショー The Andy Williams Show (NHK)」、そして今でも時々話題になります「奥様は魔女 Bewitched (TBS)」、「おそ松くん (テレビ朝日)」、「アイ・スパイ I Spy」、「半七捕物帳 (TBS)」、「連続テレビ小説 おはなはん (NHK)」、「サンダーバード Thunderbirds (NHK)」、「横堀川 (NHK)」、「銭形平次 (フジテレビ)」、「笑点 (日本テレビ)」、「宇宙家族ロビンソン Lost in Space (TBS)」、「わんぱくフリッパー Flipper (フジテレビ)」、「ウルトラマン (TBS)」、「マグマ大使 (フジテレビ)」、「かわいい魔女ジニー I Dream of Jennie」、「悪魔くん (テレビ朝日)」、「すばらしい世界旅行(日本テレビ)」、「真田幸村(TBS)」、」「快獣ブースカ(日本テレビ)」、夏木陽介が熱血先生役、見ましたね!布施明のテーマ曲もよかった→「これが青春だ (日本テレビ)」、「魔法使いサリー (テレビ朝日)」思い出しましたか?
●少年・少女時代は誰もがコレクター
この世代はテレビの番組を見てもわかるようにキャラクターの豊富な時代でもあり、ある意味刺激的でした。そのせいか、みんな好奇心が旺盛だった気がします。色々な事に興味を持って、それも結構凝る傾向にあった人が多いのではと思います。
勝手文化論です:子供の頃に少しずつ世の中にあるものが理解できてくると、興味の範囲が増します。たぶん成長過程での知恵の発達を受け、子供は探究心や好奇心という形で興味の領域を自然に拡大しているのだろうと想像します。大人には当たり前のことが、その時代の事象に対して「新鮮な目」があった頃の自分に照らし合わせてみて下さい。気がつきませんか?子供というものが大人には興味が無いものを好きになるのではなく、大人の中にそのまま子供のあなたがいるのに、大人になったあなたはそれに封印していることを。
思い当たりませんか? 切手を集めていませんでしたか?古銭を、ミニチュアカーを、グリコのおまけ、レコード(これは収集とは少し違いますが)と。実は、いわゆる、今で言うオタクに近い収集家だったり、凝り性だねと言われていませんでしたか?
いま、子供たちはパソコンゲームや携帯電子ゲームからムシキングなどカードゲームにはまっています。親として負担も馬鹿にできないテレビやパソコンゲームなどなど。
様々なハード機器の購入で店の前で早朝から並んだり、立て続けに発売されるソフトに目くじらを立てている方々も、少し60年代の子供の頃の自分達を思い出してみてください。
筆者もそうですが、IT時代を背景に、子供の遊びの大きな変化はあるものの、興味の対象を敏感に感じる子供の感性は同じような気がします。野球盤が欲しい、バービー人形が欲しいと言われた当時の親の気持ちも同じで、いずれもほどほどが肝心ではありますが・・・。精神医学者ではないので詳しくはわかりませんが、どう見てもテレビゲームばかりのやりすぎが良いわけはありません。親が甘くなったとか言われてますが、携帯電話の普及、個の文化の進展、厳しい言葉をかけにくい、ましてや怒って手をあげたりすることが下手をすると逆効果になったり誤解されたりする複雑な時代です。
でも、親として子供は自分の鏡であること。こんな文章を読みながら、ふと思った時に自分の中の「こども」を外に出すと、親子が結構分かり合ったりするものでしょう。
むずかしいことでしょうけど、自分自身を棚に上げず、カッコをつけない、自然な自分を、「自分自身でもある子供」にも見せてはいかがですか?
そう思うと「恥ずかしいから」というのは理由にはならないことにも気づきます。
・・・筆者もやはり「冗舌」そのものです。(続く)                    
                                       ヤマダヒロミチ(サンズサンズ)

投稿者 Sunssons : 2007年01月20日 01:14

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