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2006年12月25日

60年代をちょっと眺めて見ますと~60’sタイムトラベル

●60年代ブーム
結構60年代ブームも変遷を繰り返しています。
特に音楽では、数年毎に様々なかたちでブームが起きては引いていくという感じです。

映画「アメリカングラフティ」に代表される、70年代の前半のブームではいわゆる60’s音楽のかっこ良さを、戦争は絶対嫌だけど音楽とその青春はほとんど共感できるということで監督ジョージ・ルーカス・製作フランシス・フォード・コッポラという作品での人気もあり再燃しました。
この映画のように、何回かブームの火付け役があっての影響による時期もありますが、音楽で見ると、まるで誰かが「あ、あの頃の曲がいいよね!聞きたいよね」「そろそろ飽きたね」と言っているかのように、人間の感覚のように周期的に人気が出てきます。
往年の人気バンドが再結成されたり(逆にこの要因がブーム再燃のきっかけなのかもしれませんが)、注目を浴びて話題になる機会も同様です。

これから大きな市場形成が見込まれる(らしい)「団塊の世代」の元気な根源には、この時代の音楽とか、様々なカルチャー(中にはサブカルチャーに嵌った人もいるかとも思いますが)が及ぼした影響も同時に話題になったりしています。
常識人でありながら、こだわりの世界を多く持つこの世代、様々なジャンルで大きな発言力、影響力のあるこの世代がリアルに体験した時代、つまり「無から有」の時代を少し眺めて見ましょう。

●歴史と文化の面白カタログ
まず、私の文化論は、「歴史と文化の面白カタログ」です。個々に興味を持って頂いた後、好きな本を探して読んで更に追求してもらいたいと思います。つまり面白そうなことを中心に勝手に展開していきます。取っ掛かりHGウェルズの本をまた読んでみるのも面白いかも知れません。
読んで、思い出し新しい興味の対象を見つけ、知識を少しずつ広げてもらうのがこの「60’sタイムトラベル」の旅行目的ですから。とにかくPOPSでも聞きながらお読みください。

文化の生まれる時は様々な要因があります。学者の方に文化論は研究、追求して頂くとして、文化の誕生とか創生にこれほどかかわった世代も珍しいでしょう。
「無から有」のリアル体験は、イノベーションの進化から言うとIT時代、ネット時代の今のほうが多いでしょう。歴史から見てもいつの時代でもあることで60年代が特別ではありません。

●メディア=テレビ
でも、この時代のインパクトは「メディア=テレビ」の誕生です。わかりやすい例で言うとテレビ放送が始まった1953年以降は白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が三種の神器で、映画では(原作は漫画です)「三丁目の夕日」の時代考証?に見られるテレビジョン受像機によるメディア革新であり、生活革新で言えば電気冷蔵庫の普及です。

新しい時代の到来に向けて胸をわくわくさせて、コンテンツとしてのプロレスラー力道山の空手チョップを楽しみにしていたインパクトを時代の象徴的なシーンとして映画は捉えています。
家庭でいながらにして見られるメディアといえば新聞、雑誌が中心であった時代。「無から有」は白黒でもテレビの動画というインパクトは凄まじかった。当時、ニュースを動画で見ようとするとまだ映画館で見る時代です。
この原点的な変革を、成長期過程で最も良い時期に体験したり、直接経験したりした世代がこの時代野原で三角ベースをやったり、路地でメンコやベーゴマをしたり、グリコのおまけを集めたりしていました。2006年には「団塊」と呼ばれております。

●人工衛星スプートニクス
少し、事例が飛んでしまいますが、1957年10月の世界初の人工衛星スプートニクス1号(人気バンドがいましたね)の打ち上げ成功から、3カ月後の1958年1月、今度はアメリカが人工衛星エクスプローラ1号の打上げに成功。と、米国と旧ソ連の宇宙での開発(開拓)競争も始まっており、いよいよ世の中は鉄腕アトムの描かれた時代のような、人類が宇宙に飛び出すことになったりと、それこそ大きく情報の伝え方、伝わり方を変えたテレビメディアによって、「世界観」から「娯楽」まで、様々なコンテンツで、測り知れないほどのシゲキを受けた時代です。この世代はリアルに豊かな体験を一杯しているのです。
それは、音楽の世界にも言えることです。

ヤマダヒロミチ(サンズサンズ)

投稿者 Sunssons : 2006年12月25日 00:49

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